論点・視点
今号の論点・視点の全文
2007年11月19日
さまざまな不祥事を“他山の石”に
不正表示や偽装問題がマスコミを騒がせている。最近は食だけではなく、建材メーカーが耐火性能をごまかし、ゴムメーカーが断熱性パネルの不燃性能を偽装するなど一流企業が次々と問題を起こしている。
企業の不祥事で大揺れになっているこの騒動の最中、心当たりのある企業がドサクサまぎれに不祥事をカミングアウトして、なんとか乗り切るというハラではあるまいか。どれもこれも「世間さまにバレなければいいのだ」という、いかにもさもしい倫理観のなれの果てだ。
対応策として食品業界では、大手スーパーが取引先に法令順守を要請したほか、大手デパートでは適正な表示方法を学ぶ研修会を開催。監督官庁の農林水産省も商品表示の新基準を設定して、新たな規制の枠組みをつくるという。
商品鮮度の保持と大量消費という、二つの問題を同時に満たすことは非常に難儀。だが、関係機関が知恵を絞り不正を許さない仕組みを確立してもらわなければ、われわれ一般市民はおちおち土産物も買えないという時代に入ってしまった。
翻ってバス、タクシー業界はどうか。さすがに偽装や不正表示などが噴出しているわけではないが、コンプライアンスという点では詰めが甘い。ときにはマスコミ紙面をにぎわす事件も発生している。国交省が交通事業者に求めている安全マネジメントには、経営責任が明確に定めてある。
名前だけのトップ、腰掛けのトップでは十全な経営責任は果たせない。バス、タクシー事業者は多様な不祥事を他山の石として企業経営に当たってほしい。
<富田>
[Topに戻る]
[過去の記事へ]
【広告】:貴重なエネルギーを供給し社会に大きく貢献 伊丹産業株式会社
【広告】:他社に先駆けて顧客の囲い込みをしませんか 二葉計器株式会社
【広告】:タクシーの儲かる仕組みをご提案!! 矢崎総業株式会社
Copyright 2001-2003 TRAMONDO.All rights reserved.
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はトラモンド社に属します。
NISHIMIYAHARA 2-7-61,YODOGAWA-KU,OSAKA,JAPAN (ZIP-CODE:532-0004) PHONE:06-6392-8000 FAX:06-6392-5000