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2007年11月8日

この大阪で禁煙タクシー走らそう


 関西大学の安部教授に対する本紙・山田記者のインタビュー記録を読んだ。安部教授は「運賃戦争をやっている、この大阪でこそ利用者サービスの一環として禁煙タクシーを走らせよ」と語っていた。

 まったく同感だ。記者もかねてからそう思い、遠割運賃を発案した大阪最大手・関西中央タクシーグループの薬師寺薫オーナーに「禁煙タクシーをやられては」と提案したことがある。薬師寺氏は即座に「それは、協会あげてやらなきゃ意味がありませんよ」という答えだった。

 記者は当時、この欄を借りて三木・大タ協会長批判を展開中だったこともあり、薬師寺氏の「協会あげて」の答えにお応えできなかった。いま大タ協は坂本克己会長が選任され、三木・前執行部の積み残した問題の解決に取り組んでいる。

 だが、多様なタクシー運賃料金、供給過多のタクシー車両数。これらの解決は、ちょっとヨコに置いて、利用者サービスの強化策としてぜひ「禁煙タクシー」実現を最優先課題にしてもらいたい。大分に始まった禁煙タクシーは、名古屋で大きい成功を収め各方面から高い評価を得ている。

 新年からは日本の首都・東京で禁煙タクシーが走り出す。めざとい大阪商人が一番ビリから禁煙タクシーを走らせば天下の笑いものだ。最大規模両数を誇る薬師寺オーナーですら「協会あげてなら」と条件付き賛意を見せている機会。

 チャンス到来とまでは言わないが、大タ協・坂本会長の喫緊の課題は、なにをおいてもまずは、この大阪で禁煙タクシーの実現だ、と記者は考える。
<植田>

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