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2007年9月24日

オレがやらなきゃダレがやるんだ


 少し前のことだが、米国・ニューヨークのイエローキャブのうち約20%の運転者らが、市当局が推進しているGPS搭載に反対、48時間のストライキに突入して関係方面の話題を集めたことがあった。

 ニューヨーク市当局が全イエローキャブに搭載を計画していたGPSは、後部座席にタッチパネル画面が取り付けられていて、その車両に乗った利用者は、いま自分が現在、市内のどの方面を走行しているのかを現在形で知ることができる、というものなのだった。

 これに対し、ストライキに突入した運転者側は「非番の時にまで、どこに何をしているかが管理者側に分かってしまう」と、プライバシー権侵害を第一に挙げ、機器の導入費用が運転者持ちになることもあって「生活をも脅かす」とも批判した。

 GPS導入については、日本のタクシー乗務員らも「管理強化が図られる」というのを理由に反対したことがあった。しかし、今では「配車の効率化で実車率が高くなり、賃金上昇につながる」と、労組側がこうした機器の導入を会社側に、積極的に求めるケースが多くなっている。

 ニューヨークの運転者らも導入の利点が分かれば、ストライキ参加者はもっと減っただろうが見習うべき点は、スト決行に至らしめた理由が「オレがやらなきゃ誰がやる」という、闘う姿勢であろう。

 先の参院選で国民の怒りが爆発、自民党は大敗。安倍首相が辞任に追い込まれた。規制緩和のしわ寄せを被っている乗務員は37万人。国が再規制に動くようもっと怒りを爆発させなければならない。
<山田>

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