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2007年8月9日
禁煙タクシー:
本年度末には10万両超 全国各地へ拡大進む
【東京】全国各地でタクシーの全面禁煙化の動きが加速している。7日現在、大分、長野、神奈川、静岡の4県と名古屋市が実施しており、本年中には、千葉、山梨、富山の3県、札幌市が実施を予定。来年1月には最大規模の東京都内の法人タクシーが全面禁煙化、個人タクシーの多数も同調するもようであり、本年度末には全国で禁煙タクシーが10万両を超える見通しだ。
地区単位での全面禁煙化は、06年4月に大分市内の法人タクシー全車両約950両で実施したのが先駆け。だが、ことしに入ってからの相次ぐ全面禁煙化の流れをつくりだしたのは、5月1日から実施した名古屋交通圏だ。名古屋市約8000両の車両が一斉に禁煙化したインパクトは絶大で、一般マスコミが大きく取り上げ、社会的な関心を大いに集めた。
大分市での実施後、郡部でも段階的に拡大してきた大分県は6月1日に全国の都道府県で初めて全域(約2600両)で実施。同月15日には長野県(約3500両)が実施した。両県は全国の各運賃ブロックでの改定処理作業が遅れている中、先陣を切る形で運賃改定が実施された地域。値上げによるイメージダウンを和らげるためのサービス向上策と位置付けられているようで、その他の地域でも禁煙化に運賃値上げの“緩衝材”的な役割が期待されているようだ。8月1日には静岡県(約5800両)が実施した。
7月11日には神奈川県が首都圏で初めて全面禁煙を実施。約1万4000両というこれまでの最大規模ということなどで注目を集めた。神奈川での全面禁煙化は近隣地域にも影響を及ぼし、千葉県(約8000両)が11月からの実施を決定、さらに20%導入方針を打ち出していた東旅協が方針を転換、来年1月7日からタクシー約3万4000両による全面禁煙実施を決める切っ掛けになったと考えられる。埼玉県でも検討している。
全面禁煙化の動きはさらに加速する。10月には富山県(約1250両)、山梨県(約1200両)、11月には札幌市(約6600両)が予定しており、高知県も来年4月からの実施を決めている。
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