言言・語語
   
「再規制」でウッと言わす! 事業者団体は訴える力ないとダメ
 東京乗用旅客自動車協会会長、全国乗用自動車連合会会長に、このほど、日の丸交通の富田昌孝社長が就任した。 これにより、約半世紀続いた東京4大手の会長職持ち回りが終わり、新たな時代を迎えたともいえる。 そんな、新時代のリーダーともいえる富田社長に、今後の全乗連をはじめとする事業者団体の在り方を聞いた。
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取りあえず1期は頑張る

――新倉氏は、おそらく副会長と会長で数えると半世紀近く執行部におられたと思いますが、会長を5選も6選も10選もするのはちょっと行き過ぎだと思います。

富田 新倉氏が会長になられられたのは53歳でしょ。副会長と合わせて何年になるのか数えたことはないけど、結構長いかもしれません。東旅協の会議でもお話ししましたが、私には1期しかないと。だから「1期のうちにやるぞーっ」と号令をかけました。

――1期と言わず3期はやった方がいいと思いますが。

富田 私はもう69歳ですから、1期で70歳を超えます。どっちにしても、そんなに長くないですよ。時間がないんです。ですから取りあえず1期という目標で。

――3期はやっていただかないと。問題が山積しています。

富田 新倉氏は長くやられましたけど、会長ってのは大変ですね。よくやってましたよね。皆さんに「あまり慌てるな」と言われているのですが、「1期しかないからオレは慌ててんだ」って言って、もうドドーッてやってるんですけど、それでも2期目へ滑り込んでしまうかもしれません。2期とか3期とかを目標にしますと、もっとやらなくてはならなくなりますから。1期でどうしてもやるっと言ってそれが延びて2期で終わると思うんですけどね。1期で終わらせていただければありがたいなと。

――いやいや、そう言わず頑張ってください。どうもありがとうございました。

(2007年7月4日)

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<富田 昌孝(とみた・まさたか)氏 プロフィール>

1937年生まれ。日の丸交通代表取締役社長。60年に慶應義塾大学法学部卒業後、日の丸自動車入社。2007年に全乗連、東旅協の会長に就任。

日の丸交通: http://www.hinomaru-taxi.com/index.html

聞き手=植田 耕二(トラモンド社論説主幹)