言言・語語
   
時代が求めた禁煙タクシー 業界はニーズにそぐわないとダメ
 24年の長きにわたって全乗連会長を務めた新倉尚文氏が、 ことし退任した。就任時に何を考え、どんな思いで業界のトップリーダーたらんとしたのか。 今回の禅譲に当たって業界の行く末をどう見据えたのか。 規制緩和に対し「必要な規制は必要だ」と発言してきた真意は、どこにあるのか。 時代の変わり目のいまこそ、聞きたいことがある。
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院政なんて考えてません

――コンドルタクシーグループの岩田寿代表は、新倉院政が敷かれるのは反対だと言っていち早く会長選に立候補されましたが。

新倉 普段は仲いいのよ。あの人は会長問題になると。まあ、それだけ長くやり過ぎたこともあるんですけどね。「どんどん言ってください」と岩田氏にはお願いしてますけど、選挙は3回目なんだよ。
 富田氏に嫌気を差されちゃいやだな、と考えてもいたんですが、そのつもりになっていただいてますから、いいと思いますよ。ただ、人が代われば顔つきが変わるようにね、やっぱりそれぞれの持ち味があるし、主張という面がありますからね。それは、新会長にやってもらえばいい。
 わたしも名誉会長なんてされたけど、後白河法皇じゃあるまいし、院政なんて考えていません。ただ、新倉に意見を聴きたいということがあれば、いらしてください、と申し上げています。

――ありがとうございました。

(2007年7月6日)

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<新倉 尚文(にいくら・なおふみ)氏 プロフィール>

1930年生まれ。大和自動車交通会長。61年に同社社長に就任。83年から24年間、東旅協、全乗連の会長を務めた。現在、全乗連名誉会長。

大和自動車交通: http://www.daiwaj.com/

聞き手=植田 耕二(トラモンド社論説主幹)