言言・語語
   
名古屋で禁煙タクシーが走る! 自社が良くなるだけではダメだ
  5月1日から個人事業者を含め全車一斉に名古屋で禁煙タクシーが走る。今回、名古屋で禁煙タクシーの先駆的役割を果たしたといえる名鉄交通の金子暁男社長に、禁煙タクシー導入に至った経緯をはじめ、名古屋タクシー業界の現状、役員改選を控える全乗連の今後などについても、率直に語っていただいた。
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全乗連会長は地方に目を

――ちょっと話は飛びますが、20数年にわたって会長を務められた全乗連の新倉さんがお辞めになり、新しく富田昌孝(日の丸交通社長)さんがやられることになるんですが、全乗連への何か期待や要望は。かつて森さんは「新倉さんは東京中心主義で地方は知らない」と言っていましたが。

金子 それは新倉さんだけの問題ではないと思うんですが、わたしもそういうところはあると思います。
 東京は、はっきり申し上げて、運賃改定の申請をしたけれども、営収の中身を見てますとね、東京はやらなくてもいいんじゃないか、というくらいで。そのやらなくてもいいようなところの声が全乗連の声になっていては、やはり格差社会を生む格好になる。タクシーはそうでなくても他産業との格差があるのに、タクシーの中で格差を生むようなことがあってはいけない。
 新倉さんも努力されたんでしょうが、今度の新会長にはぜひそういう目で全乗連の運営をしてほしい。タクシーが苦しいのは地方なんですよ。

――本日はどうもありがとうございました。

(2007年4月19日)

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<金子 暁男(かねこ・あきお)氏 プロフィール>

1941年生まれ。名鉄交通代表取締役社長。65年に名古屋鉄道に入社。84年文化事業部長。96年に名鉄交通に出向後、2004年より現職。

名鉄交通: http://www.meitaku.co.jp/

聞き手=植田 耕二(トラモンド社論説主幹)